東京/渋谷で皮膚科・美容皮膚科なら口コミで評判の明治通りクリニック。土曜日・日曜日・休日も診療している病院です。

Treatment

何故再発を繰り返すのでしょうか?

何故再発を繰り返すのでしょうか?

  • ニキビは初期の丘疹が10個以下では軽症です。
    軽症の段階では、あまり再発しません。
    顎や額など限られたところに10個以上のニキビが集中すると、 炎症部分やその周辺には酸化された過酸化脂質がたくさん集まり 非常にニキビのできやすい環境ができてしまいます。
  • 毛穴にニキビができて腫れると、すぐ隣にある毛穴を圧迫します。
    正常な毛穴でも入り口が狭くなり皮脂がたまってきます。
    炎症を起こした毛穴の周囲は、活性酸素がびっしり集まっており その活性酸素により毛穴の皮脂が酸化されてしまいます。

このようなことから1つニキビができるとその周辺に次々にニキビができ、その数が多くなるほど悪化してニキビの連鎖反応を起こしてしまうのです。

またニキビ跡(ニキビ痕)がくぼんでいるということは正常な組織の形を成していないということなので、 周囲の圧迫をうけやすく毛穴の出口もせばまってきます。
そこで皮脂がつまり、 炎症が治まったと思ってもニキビ跡(ニキビ痕)のくぼみや赤みが残っていると再発を繰り返しやすいのです。

以上述べてきた通りニキビは様々な原因要素がありますが、ニキビの原因を突き止め、 それを取り除く治療を行えばニキビは治るのです。
治療のステップとして大事なことは、まず異常角化がおきないようにすること、異常角化がおきてしまったら角質を良好な状態に戻すこと、そして炎症のもととなる酸化をふせぐことなのです。
更に紫外線とアクネ菌から発生する活性酸素を抑えれば炎症のニキビも防げます。
このように基本的には角質をピーリングする薬と活性酸素を抑える薬を使えば、 ニキビは治り再発も防げるのです。

関連ページ