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皮膚の構造

皮膚の構造

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「皮膚」・・・実は皮膚はれっきとした「臓器」なのです。
理由は、皮膚がないとヒトは生きていけないからです。
ヒトの皮膚の、他の哺乳類との大きな違いは毛皮ではないことと熱性発汗機能をもつ汗腺が全身に広く分布していることです。
皮膚は生命の保持に絶対不可欠の種々の機能を営む重要な臓器なのです。

大人だと、皮膚の面積は1.6m2、皮膚のみの重量は約3kgで皮下組織も加えると約9kg。 実に体重の約15%を占めるのです。

厚さは場所によって異なります。 教科書的には1.5mm~4mmと書かれていますが、アジア人の顔面やワキ、ヒザ下などは概ね2~3mm程度と覚えておいてよいでしょう。

この皮膚のイラストは、あまりにも美しく正確に描かれているので「National Geographic」から引用させていただきました。

皮膚・・・なんとダイナミックな臓器なのでしょう。 興味のある方は是非クリックして原寸大で御覧ください。

ちなみに

  1. 皮脂腺です。 いわゆる皮膚の脂を出す腺です。 毛根にくっついている部分がいわゆる「皮脂腺開口部」です。 ちょうど真皮の上3分の2位に位置するのがわかります。 仮に皮膚の厚さが3mmだとすると1mm位の所にあるといえます。 レーザーやIPLによる火傷(ヤケド)で仮に浅達性II度熱傷(SDB)が起こったとしても、ここまで熱影響が来ることはほとんどないといってよいでしょう。
  2. 毛根そのものを包むすべての膜を「毛包」と呼びます。 レーザー脱毛や光脱毛は、毛根の膨大部付近にある毛包に熱を与え、 タンパク質変性を起こして毛を作る幹細胞(stem cell)をゆで卵のようにすることで毛を生えなくさせるのです。
  3. エクリン腺です。 汗を出す腺です。 III度熱傷を起こし、皮膚そのものが瘢痕化してしまうと汗がかけなくなり大変つらい思いをします。 エクリン腺は1mm2に対して約1個存在します。 (後に出てくるメラニン細胞は同じ1mm2に約1,000~2,000個存在します。 これはFitzpatrickのスキンタイプにかかわらず一定だと言われています) 精神的なものや体質もありますが、手のひら、足の裏、脇に異常に汗をかく人がいらっしゃいます。 この病態を「多汗症」といいます。これは最新の治療機INTRAcel(イントラセル)でかなり改善が見込まれることが分かってきました。
  4. アポクリン腺です。 哺乳類の芳香腺が退化した物でワキ、乳房、性器周囲、肛門周囲に存在します。 いわゆる「フェロモン」を出す腺ですが、これが多すぎたり量が一般人よりも異常に多い人の病態を「腋臭症(ワキガ=osmidrosis)」といいます。 これも今や手術を行わなくてもINTRAcel(イントラセル)で改善が望めます。
  5. 聞きなれない言葉ですが「パチーニ小体」といいます。 この「パチーニ小体」は感覚神経で、ここから発信された触覚情報は脳の視床下部で温度や圧力として認識されるのです。

皮膚は3つの層からできています。
あらゆる皮膚病やアンチエイジング、臨床現場でとにかく正確で綿密な知識が必要となる「表皮」
コラーゲン、エラスチン、血管、神経の存在する「真皮」
そして、エネルギー源でもあり内臓を保護するクッションの役目を果たします。 また、寒さから身を守る断熱材の役割もしています。

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