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Treatment

多汗症・腋臭症(ワキガ)

多汗症・腋臭症(ワキガ)とは

多汗症・腋臭症(ワキガ)

汗腺について

汗を出す器官を「汗腺(かんせん)」といいますが、汗腺はさらにエクリン汗腺とアポクリン汗腺に分けられます。汗腺の総数はおよそ400万個といわれ、エクリン汗腺とアポクリン汗腺の比は3:1とされています。
エクリン汗腺は全身に分布しており、温度変化に伴って汗を出し、体温調節を行います。エクリン汗腺からの汗は、さらっとして無色透明です。暑さや運動以外に、精神的緊張などによっても汗を出します。人によって汗腺の数に大きな違いはありませんが、1つ1つの分泌量には差があります。
アポクリン汗腺は、ほとんどがわきの下に分布しており、主に精神的緊張などによって汗を出し、体温調節には関係していません。アポクリン汗腺からの汗は、皮脂が分泌されるところと同じ毛穴から出てくるため、たんぱく質と脂質を含みます。そのため粘稠性で黄色っぽく見え、さらに皮膚の表面では細菌に分解され、匂いの原因となります。

多汗症・腋臭症(ワキガ)
腋窩部皮膚の構造と手術範囲
(日本美容皮膚科学会監修「美容皮膚科学」改訂2版p653より)

多汗症とは

日常生活の支障となるほど、多くの汗が出る病気です。
上記のエクリン汗腺で説明したように、人間の体は暑さや運動によって体温が上がりすぎるのを防ぐために、必要に応じて汗をかき、かいた汗の蒸発とともに熱を発散するようにできています。汗はとても重要な役割を担っていますが、体温調節に必要な量を超える汗が出て、日常生活に支障をきたす状態を「多汗症」といいます。
明らかな原因が存在しない「原発性多汗症」と、何らかの病気や使用している薬が原因となる「続発性多汗症」に分けられます。続発性多汗症は、原因となる病気を先に治療する必要があります。

腋臭症(えきしゅうしょう、俗にワキガともいわれます)とは

上記のアポクリン汗腺からの汗が原因で、わきの匂いが強い状態です。アポクリン汗腺の数は白人種や黒人種では黄色人種のおよそ3倍あり、わきの匂いが強いのは通常のことなのですが、日本人では10数%程度がアポクリン汗腺の分泌が盛んで軽度の腋臭症があると言われています。また、腋臭症の人は6割に多汗症も合併しており、両方の治療を行うことで症状の改善を図ることが多いです。

治療詳細

注射:ボトックス注射

ボツリヌス菌により産生されるたんぱく質を有効成分とする薬(ボトックス)を皮膚に注射します(わきの下、手、足)。この薬が、交感神経から汗腺への刺激の伝達をブロックし、発汗を抑えます。

多汗症・腋臭症(ワキガ)

治療の持続期間

汗を抑える効果は通常、施術後2~3日であらわれ、個人差はありますが4~9ヶ月にわたって持続します。症状が再び気になるようになったときには、改めて治療を行います。(治療と治療の間隔は4ヶ月はあけていただきます。)

塗り薬

パースピレックス

塩化アルミニウムを有効成分とする医療用制汗剤です。

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セルニューデオドラント

軽くのびて、べたつかない感触のデオドラントクリームです。汗をおさえて気になるにおいをしっかり防ぎます。

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飲み薬

プロバンサイン(処方薬)

アセチルコリンという神経伝達物質の働きをおさえること(抗コリン作用)により汗を抑えます。
保険診療となりますので診察を受けていただく必要があります。緑内障、甲状腺機能障害などの持病がある方や妊娠・授乳中の方には処方できません。詳しくは診察の際に医師にお尋ねください。

消臭レーザー

特殊なプラズマジックジェルを塗布し、QスイッチNd:YAGレーザー(Qスイッチ・ヤグレーザー)を照射するレーザー治療で、紫外線と活性酸素による強力な殺菌効果を利用してニキビ治療と腋臭症の治療に使用しています。

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