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Treatment

リベルサス

リベルサスとは

リベルサス

このような症状の方におすすめ

血糖値の上昇を穏やかにし、脂肪をつきにくくします。また、神経や腸に働きかけて食欲を抑えてくれます。

  • 食欲そのものを抑えたい
  • 新しいダイエット薬を試してみたい

リベルサスの効果

リベルサスはGLP-1というホルモンに似た作用をもつお薬です。GLP-1とはもともと私たちのからだにあるホルモンで、食事をとると小腸から分泌され、血糖値が高いときに膵臓からインスリンを出すよう働きかけます。
インスリンが出ることで、血糖値が高くならず、脂肪がつきにくい状態となります。
また、神経にも作用し、食欲を抑える作用があることも知られています。

GLP-1製剤は注射のみしかありませんでしたが、2021年2月に内服薬(リベルサス)が発売されました。これにより、注射の痛みを伴うことなく、GLP-1製剤によるダイエット治療を行うことができるようになりました。
リベルサスは日本では糖尿病治療薬として保健適応がありますが、肥満治療薬としての保険適応はないため、自費診療となります。

服用方法

  • 1日1回、起床後の空腹状態に、コップ約半分の水(120ml)とともに1錠服用してください。
  • お薬を服用後、飲み物を飲んだり、食事をするのは30分お控えください(30分以内に飲食すると効果が減少します)
  • リベルサスには3mg錠、7mg錠、14mg錠の三種類があります。
  • 最初の二週間は3mg錠を1錠服用してください。
  • その二週間で、明らかな副作用がなく食欲低下があまりみられない場合は、7mg錠を1錠服用してください。

注意事項

以下の方は服用できません。

  • 妊娠中、授乳中の方
  • 膵炎の既往のある方
  • 胃摘出術を受けた方
  • 重度の胃腸障害のある方
  • 低血糖を起こす恐れのある方(脳下垂体機能不全、副腎機能不全、過度のアルコール摂取者、激しい筋肉運動をする方)
  • 日本肥満学会の定めた基準で低体重に該当する方(BMIが18.5未満の方)
     *BMIとはBody Mass Indexの略で「体重(kg)÷身長(m)2」で計算されるものです。

以下の方は担当医のご相談ください。

  • 血糖降下剤、甲状腺の薬を内服されている方(処方できない場合があります)

内服中および内服終了後2ヶ月間は妊娠をお控えください。

車の運転や危険を伴う機械の操作はお控えください。

FAQ

リベルサスは毎日同じ時間に服用する必要がありますか?
服用する時間が多少変わっても大丈夫です。胃の中が空っぽの状態で服用することが大切です。
リベルサスにはどのような副作用がありますか?
消化器症状(便秘、下痢、お腹が張る、むかむかする)、頭痛、めまい、低血糖、味覚異常、急性膵炎、糖尿病網膜症、疲労感などが出る可能性があることが報告されています。
飲み忘れたり、服用前に飲食をしてしまった場合はどうすればよいですか?
その日は服用しないでください。次の日の空腹時(1日の最初の飲食の前)に服用してください。
リベルサスはどのくらいの期間服用したらよいですか?
3ヶ月くらいから効果を実感される方が多いです。休薬期間は必要ありません。
リベルサスの服用量は?
最初の2週間は3mg錠を1錠服用してください。その2週間で明らかな副作用がなかった場合は、7mg錠を1錠服用してください。
リベルサスの効果を感じられない場合はどうしたらいいですか?
3ヶ月くらいから効果を実感されますが、半年経過しても体重減少が見られない場合は、他の治療を検討する必要がありますので、ご相談ください。

料金表

ダイエット内服薬/補助薬 料金(税込み) 適応
リベルサス 3mg錠 14錠 ¥4,400
30錠 ¥8,000
血糖値の上昇、食欲を抑える
リベルサス 7mg錠 14錠 ¥9,000
30錠 ¥17,000
リベルサス 14mg錠 14錠 ¥15,000
30錠 ¥28,000