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花粉症

アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは、増悪・寛解を繰り返す瘙痒(かゆみ)のある慢性湿疹を主病変とする皮膚疾患であり、患者様の多くはアトピー素因をもちます。 遺伝的な体質(アトピー素因、皮膚防御(バリア)機能低下など)に、アレルゲン(アレルギーを起こす物質)などの環境による要因や、 ストレスなどの精神的な要因などが絡み合って発症すると考えられています。

はじめに

アトピー性皮膚炎は、カサカサと乾燥した皮膚にも特徴があります。角質細胞間脂質のセラミドの減少により皮膚の防御(バリア)機能が障害されると、 アレルゲンや刺激物質が皮膚へ進入しやすくなるとともに、表皮の細菌数も増加します。
また、年齢によって症状、部位も異なります。 慢性的ではありますが、適切な治療をきちんと受ければいずれ治ったと同然の状態になることが期待されます。いろいろな皮膚の感染症も生じやすい為、いつもと違う皮疹がでていたら早めに皮膚科に相談しましょう。

病因・誘因

本症がなぜ起こるかという原因あるいは病因といわれるものに回答は出されておりません。アトピーの語源が「奇妙な」という意味なのも頷けます。
しかし、本症の病因について2つの大きな柱を中心とした考え方があります。 それは皮膚生理機能異常と免疫機能異常です。 どちらも、これらの機能異常は遺伝的に受け継がれる体質を基盤としています。

  • 皮膚生理機能異常として、皮膚血管反応異常、発汗異常、皮脂分泌異常、アルカリ中和能障害、瘙痒閾値低下などがみられ、 皮膚乾燥化、皮様毛孔角化(アトピー皮膚atopic skin)、蒼白顔面、四肢端冷感などアトピー素因の皮膚と呼ばれる皮膚症状を呈します。 このような皮膚に弱い刺激(汗、動物毛、化学物質など)が加わると強い瘙痒を発し、容易に湿疹病巣を形成します。
    この原因として、皮膚の防御(バリア)機能の低下が挙げられ、角質内脂質のセラミドの低下が指摘されています。 角層内のセラミドが減少すると、滑らかな角層が乾燥した固く傷つきやすい角層になります。 各層は皮膚の最外層に位置して私たちの身体を守るバリアとして働いています。
    つまり本症ではこの防御(バリア)機能が障害されていることになります。 防御(バリア)機能が障害されることにより、健康な皮膚では侵入できない分子が容易に通過し、 その結果皮膚を刺激したりアレルギー反応を起こしたりするようになります。
  • 免疫機能異常としては、本症患者様の家族歴にアトピー疾患(アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎など)が高率に検出されること、 血中IgEの増加、IgE量と重症度が平行すること、皮内反応で種々のアレルゲンに対して陽性反応を示すこと、 本症患者様の病変皮膚あるいは角層を剥離した皮膚に血中IgE抗体に対応するアレルゲンを貼布することによって湿疹反応を起こしうること、 本症患者様から生まれた子供で湿疹を発症する子供では抑制性Tリンパ球の減少がみられたことなどがあり、 IgE抗体産生制御機能異常が考えられています。
アトピー性皮膚炎のメカニズム
  • ①真皮/真皮上層を主体とする湿疹性変化
  • ②表皮ランゲルハンス細胞の高親和性IgE受容体に結合したIgE抗体を介してアレルゲンを補足
  • ③Tリンパ球に情報を伝達
  • ④インターロイキン4,5などを精算するヘルパーリンパ球(Th2)およびインターフェロンガンマを生産するヘルパーリンパ球(Th1)の浸潤
  • ⑤好酸球の浸潤
    その他、マスト細胞なども関与する

分類と症状

一口に「アトピー性皮膚炎」といっても、年齢によって部位、症状が異なります。

  • 乳幼児期…生後2ヶ月から2~4歳の期間
    浸潤性の湿疹反応が頭部から顔面、体幹、四肢へ拡大
    急性型の皮疹(紅斑(赤み)、浮腫、丘疹(皮膚の盛り上がり)、小水疱(水ぶくれ)など)
    自然治癒もみられる
  • 小児期…3、4歳から10~12歳頃の期間
    乾燥傾向
    四肢屈側部は皮膚が硬く、厚くなる(苔癬化)
    10歳頃を転機として自然治癒することがある
  • 思春期、成人期…12歳以後
    顔面、頸部および上背部、上胸部に強く存在
    四肢屈側部は皮膚が乾燥し、硬く、厚くなる(苔癬化)
    眉毛外側1/3が薄くなり(Hertoghe徴候)、神経質な顔貌

近年増加を示す成人型アトピー性皮膚炎では、これらの症状に加えて しばしば浸潤化発作を繰り返す顔面の持続性の紅斑と頸部のさざ波様色素沈着(ポイキロデルマ様皮膚変化、Dirty Neckとも称される)、 体幹に出現する浮腫性紅斑の3症状が出現し、新たなる病像を形成し、難治性となっています。

合併症について

本症ではウイルス、細菌、真菌による種々の感染症が合併します。
合併症として膿皮症、 白癬、皮膚カンジダ症などの感染症、薬剤、虫さされに対する過敏反応、 円形脱毛症などが併発し、 重要な合併症としては伝染性膿痂疹、伝染性軟属腫、カポジ水痘様発疹症、眼症状(白内障、網膜剥離など)が挙げられます。
主な合併症についてご説明いたします。

皮膚カンジダ症

乳幼児にしばしば合併します。
乳児の頸部、腋窩、鼠径部などに湿潤性の紅斑局面をつくります。
夏季に頻発し、本症の湿疹と間違われてステロイド軟膏を使用し、増悪、拡大し、ひどい場合には体幹全体をおおうこともあります。
皮膚カンジダ症が起こっているかは、皮膚科専門医の真菌検査を受ける必要があります。

カポジ水痘様発疹症

ヘルペスウイルスの感染症です。
この感染症は、本症の全年齢層に出現する可能性があります。
ヘルペスウイルスが本症の傷ついた皮膚にばらまかれることにより発症し、直径2mm前後の小水疱が多くの例で顔面に現れます。
水疱の大きさは均一で、水疱の頂点に陥凹部をもちます。 水疱内容からの表皮巨細胞の検出とウイルス学的検査を行う必要があります。
高熱を発し、特に乳幼児では全身状態が悪化します。 顔面に好発し、しばしば眼球結膜、角膜への感染を引き起こす為、眼科的検査が必要です。

伝染性膿痂疹

小児期までの本症患者様に合併することの多い感染症ですが、まれに思春期以後でも合併することがあります。
伝染性膿痂疹は破れやすい水疱をつくります。 破れた水疱は痂皮を形成し、乾固した滲出液と痂皮、びらん面が混合した病巣を形成します。
ほとんどの症例が黄色ブドウ球菌によって発症しますが、ときに連鎖球菌が原因となることもあります。

ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)

ブドウ球菌が産生する表皮剥離毒素が大量に産生されるために引き起こされます。
乳幼児に好発し、発熱とともに全身皮膚が容易に摩擦するだけで水疱を形成し、各層の剥離が起こります。 同時に全身皮膚に発赤を伴うこともあります。

伝染性軟属腫(水イボ)、尋常性疣贅(イボ)

幼小児期の本症患者様に出現するウイルス感染症です。
伝染性軟属腫は、光沢のある直径0.5mmから3~5mm程度の少し紅斑を伴った丘疹です。
半球状の丘疹で頂点に凹みを認め、その部分に黄色調の物質がつまっています。
丘疹を側面から圧迫すると黄色調の芯が圧出されます。
伝染性軟属腫も、伝染性膿痂疹の場合と同じく本症患者様の皮膚の感染のしやすさによって出現する機会が多くなります。
黄色調の芯(この中にウイルスがつまっている)を押し出すと治癒します。
尋常性疣贅も本症に合併しやすいウイルス感染症です。
イボウイルスが傷ついた皮膚に接触して伝染します。
尋常性疣贅は全身皮膚のどの部位にも発生する可能性があり、特に露出部である四肢に好発する傾向をもっています。
直径1mmから5mmまでの丘疹として表現され、皮膚表面から堤防状に隆起し、表面がかたく角化し顆粒状を呈しています。

毛嚢炎

黄色ブドウ球菌による皮膚細菌感染症です。
小児期から成人期にいたる本症患者様すべての年齢層に合併する細菌感染症です。
ただし、レーザー照射後の毛嚢炎とは無関係です。

白癬

糸状菌による真菌感染症です。小児期以上の本症に合併します。
病巣の中心部に沿って周りに拡大していく環状の紅斑性病巣を形成するのが特徴ですが、 本症では湿疹病巣に対してステロイド軟膏が使われますので、 白癬の特徴である中心治癒傾向がなくなり、見分けができなくなることがしばしばあります。
これは専門医による真菌検査を受けるほかに鑑別できません。

脱毛症

本症患者様にときどき円形脱毛症の合併がみられます。
本症に伴う円形脱毛症は多発性難治性の傾向をとることが古くからいわれています。
頭部にコイン大の円形の脱毛斑が出現、多発し、ついには全脱毛にまで達することもあります。 眉毛の脱毛も起こり、難治性で再発を繰り返す傾向があります。

尋常性魚鱗癬

体幹側面、下腹部、前腕、下腿の伸側の皮膚表面が魚の鱗状を呈する角化異常症です。
冬季になると症状が顕著となり、夏季には目立たなくなります。
遺伝疾患であり、本症患者様の5~10%に合併し、軽症の魚鱗癬も含めると、本症の50%以上に合併するといわれています。

白内障

本症は眼囲に湿疹病巣を形成することが多い為、眼球への影響をきたす可能性も高いです。
結膜炎は頻発する合併症です。
アレルゲンの侵入による眼球結膜のアレルギー性炎症の場合と、湿疹病巣の掻破行為による炎症反応の場合とが混在しています。
白内障は思春期以後の本症患者様で、特に顔面に活動性湿疹病巣をもつ症例に併発するといわれており、皮膚症状の悪化とともに進行します。
水晶体を包んでいる袋の下面から始まり不可逆性に進行し、本症の成人例では2~10%に合併しているとされています。
定期的に眼科専門医による検査を受ける必要があります。

治療

本症の背景因子の1つとして皮膚の過敏性があります。
皮膚の防御(バリア)機能が破壊されて乾燥が起こる為、 皮膚表面を正常化するスキンケアが重要となります。
日常生活で気をつける点については以下の通りです。

  1. 食事
    食事については、本症の湿疹を誘発するようなアレルギーが患者様にない限りは何を食べても問題はありません。
    栄養バランスのとれた食事をしましょう。
    ただ、香辛料は身体があたたまり、湿疹があるときには痒みを誘発、助長します。
  2. 衣類
    衣類、特に下着類は木綿製が推奨されています。
    木綿繊維の吸水性と通気性に加えて肌触りがよいためです。しかし、木綿であるからといってすべて安全というものでもありません。
    新品のものには防虫加工などの処理が加わっていますので、一度水洗いしたのち使用しましょう。同時に洗剤の残存にも注意しましょう。
    また、衣類についても可能な限り木綿製のものが適していますが、そうでない場合はやわらかい繊維の製品でゆったりしたものを着用しましょう。
  3. 洗濯
    汚れが本症の増悪因子として作用することから、患者様の身につける衣類の洗濯は大切です。洗濯時は残留洗剤に注意しましょう。
    健康な人の皮膚には何ら影響を及ぼさない濃度の残留量であっても、本症患者様の皮膚には痒みを誘発する刺激として作用します。
    したがって洗濯が終了したのち、もう一度水洗いするとよいでしょう。
  4. 入浴
    本症患者様の入浴は、皮膚に付着する種々の刺激物、汗、汚れなどを除く上でも必要です。熱すぎると痒みを誘発し、温度が低すぎると風邪をひいたりします。
    心地よく感じる適温(通常よりやや低め)を設定しましょう。
    そして大切なのは洗い方です。
    健康な皮膚をゴシゴシ洗う洗い方は症状の悪化に繋がる為、石鹸を十分に泡立て、その泡で皮膚を洗いましょう。
    石鹸は十分に皮膚から洗い流し、入浴後には必ずスキンケア外用薬などを塗布しましょう。
    これは本症にのみ言えることではなく、すべての人にとっても大切なことです。
  5. プール、海水浴
    本症患者様が頻繁にプールに入ることは皮膚の乾燥傾向を助長することになり、好ましい環境とはいえません。
    プールの水に加えられるカルキは皮膚を刺激し、水の汚れも同様です。
    しかし、プールで水泳することは生活の一部です。その為、皮膚症状が軽度の場合は許可してもよいでしょう。
    ただし、その場合は水泳後のスキンケアを十分におこなうことが大切です。
    プール後は十分にシャワーを浴びて皮膚に付着した刺激物を除去し、 そのあとスキンケア外用薬を塗布しましょう。 海水浴においても同様です。

本症は遺伝的な病気ですので、残念ながら何かひとつおこなえば治るという根本治療はありません。
しかし、一生治らないというのは大きな間違いです。
本症はむしろ年齢とともに自然に良くなっていくのが特徴です。
当院では、皮疹の状態や年齢、生活環境、合併症の有無などから適切な診断をし、 ステロイド外用薬、免疫抑制軟膏、皮膚保護用外用薬(保湿剤)、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、プラセンタ、P-リボーン、トレチノイン療法 などといった治療をおこなっております。

また、生活面においては、

  1. 皮膚を清潔に保つ
  2. 熱いお風呂や過度の入浴は避ける
  3. 規則正しい、ストレスの少ない生活をする
  4. 可能な限り環境整備し、環境アレルゲンや悪化因子の減少に努める

などといったことが必要です。
炎症を抑えるとともに、 日々のスキンケアをきちんとおこなうことが早期回復に繋がっていきます。

FAQ

アトピー性皮膚炎とIgEはどう関係するのですか。
本症とIgE抗体の関係は十分明らかではありません。
しかし、症状が進行するとIgE抗体量が増加し、種々のアレルゲンに対して反応するIgE抗体が出現することは明らかです。
ただし、乳幼児、小児においてはすべてが高いということはありません。
アトピー性皮膚炎の湿疹はどのようにしてできるのですか。
湿疹そのもののでき方を眺めてみますと、まず患者様の皮膚が敏感、繊細で簡単な刺激、 例えば食べこぼし、唾液、汚れ、かたい繊維による摩擦などによって湿疹がつくられているようです。特に乳幼児に目立ちます。
湿疹で傷ついた皮膚にアレルゲンが作用し、何度も繰り返し作用されるうちにアレルギーが成立します。
アトピー皮膚とはどのような状態ですか。
鳥肌立った、乾燥したザラザラした皮膚を指します。
この状態は幼児期からみられるようになり、学童期に入るとより著明になります。
乾燥する冬季に著明となり、夏季の発汗の多い時期には目立たなくなります。
大人と子供のアトピー性皮膚炎は同じものと考えるべきですか。
子供の湿疹反応は急性期のものが多く、長ずるに従って慢性の湿疹像を示します。
治療に対する対策をたてる上では、本症を各年齢期で区別する必要があります。 皮膚への刺激物、アレルゲンがそれぞれの年齢で異なるからです。
遺伝率からみると、成人は子供の2倍もの数値を示しています。
アトピー性皮膚炎にとって、食べてはいけない食物はありますか。
食べてはいけない食物はありません。
栄養バランスのとれた食事をすべきです。
しかし、香辛料の強い食品は摂食後、身体があたたまり痒みを引き起こす為、避けるべきでしょう。
食物アレルギーがある人以外は、特別に食物を避ける必要はありません。
アトピー性皮膚炎の増悪因子にはどのようなものがありますか。
毛羽立った繊維、かたい繊維の衣服、動物の毛、羽、垢(各層)、家屋塵、空中浮遊真菌、花粉、泥、食物、石鹸、 シャンプー、毛髪用化粧品、洗剤、入浴剤、化粧品、装身具、外用薬などです。
これらがアレルギーとは関係なく直接皮膚に刺激となって作用することもあれば、 アレルギーを起こすアレルゲンとして作用することもあります。
アトピー性皮膚炎は治らないのですか。
本症の湿疹は、全経過を眺めると難治性です。
しかし、その場その場での湿疹は決して難治性ではありません。
すなわち、再発が繰り返されることと、それが十分に完治しないうちに次の湿疹が上乗せされるために難治性となっていると考えられます。
本症患者様の皮膚が敏感、繊細である為、湿疹の再燃は避けられません。
再燃してきた湿疹をその都度完治させていくことが最も大切です。
アトピー性皮膚炎の湿疹を治療する基本とはどのようなことですか。
本症で出現した湿疹は放置しても自然に治癒することはありません。
できた湿疹に対しては、ステロイド外用薬などを用いた軟膏療法をおこないます。
湿疹を十分に治療したあと、スキンケア用の外用薬を適宜使用し、皮膚の状態を健康なものに保つことが再発防止に繋がります。
また、痒みの強いときは、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を内服させることも大切です。
どのような入浴法がよいですか。
本症で入浴を禁止することは間違いです。
特に、活動の激しい小児では入浴によって皮膚に付着している汚れやアレルゲンを洗い流す必要があります。
入浴にあたっては、湯船に長く浸かって身体をあたためることは避け、汚れを落とすことを目的とし、石鹸で軽く洗い流すことに努めましょう。
そして、石鹸が皮膚に残らないよう十分に洗い流し、入浴後は外用薬を塗りましょう。
どのような石鹸を使うとよいですか。
石鹸の種類は特に限定する必要はありません。
皮膚がピリピリしたり、痛み、痒みが起こったり、使用後に皮膚が赤くなったりするときは皮膚が刺激されている為、その場合には低刺激性石鹸を使用しましょう。
薬用石鹸は刺激が強いので使用してはいけません。
寝具の手入れはどのようにすればよいですか。
枕、布団はダニ抗原の供給源となるものです。
日光に当て、よくたたいて中の空気を入れ替えます。寝具の中のダニは日光に当てるのみでは死滅しない為、黒いビニール袋をかぶせたり、布団乾燥機で高温下で乾燥させるとダニを死滅させうるといわれています。
同時に、寝具に掛けるカバーは木綿製のシーツと同じ材質がよいでしょう。
アトピー性皮膚炎のスキンケアはどのようなことをするのですか。
本症の治療にとって最も大切なのがスキンケアです。
できる限り健康な皮膚に保つことが再燃を避ける1つのコツになります。
乾燥してザラザラした皮膚には油性外用薬や市販のハンドクリーム、汗ばんでジトジトした皮膚にはシャワーをかけ、そのあと同様の油性外用薬を薄く塗っておくといった手入れをおこないます。
寒く湿度の低い部屋での生活は皮膚を乾燥させ、暖かくムシムシした部屋では発汗による痒みが出現する為、皮膚の手入れと同時に生活環境の調整も行いましょう。