ニキビの症状

- 炎症のないニキビ(白ニキビ・黒ニキビ)
- 炎症のあるニキビ(赤ニキビ・化膿ニキビ)
非炎症性面皰がアクネ菌の増殖などを契機に炎症が加わり丘疹、膿疱、瘢痕が混在する種々の症状を形成します。
面皰

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微小面皰、閉鎖面皰(白色面皰)、開放面皰(黒色面皰)3種類に分けられます。
微小面皰は正常にみえますが、組織学的に毛包内に角質・皮脂が充満した状態をいいます。 - 閉鎖面皰は微小面皰が次第に大きくなって毛孔が閉鎖されたままの状態をいいます。
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開放面皰は毛孔が深部からの圧力により押し広げられて開放されたものをいいます。
毛孔からの角化物質と毛包上皮に残っているメラニン色素により黒色にみえます。
(毛嚢の中の皮脂が炎症をおこしていないのでこの状態で自然に治ることもあります)
丘疹

面皰のできた毛嚢に皮脂が更にたまり、皮脂腺が傷ついた状態が丘疹です。
アクネ菌の増殖などを契機に、面皰に炎症が惹起され赤色調になったものです。
膿疱

丘疹が進展して白血球、マクロファージ、リンパ球が集合し、毛包頂部に濃が形成されたものです。
周囲の赤みがひどくなり、腫れて熱を持つこともあります。
皮膚の表面と深部にできるものがあり、表面にできたものをつぶすと白っぽい膿がでてきます。
嚢腫
炎症を伴ったニキビが、破壊・遺残した毛包壁を中心に、結合織性被膜で囲まれた好中球の集簇巣を形成したものです。
皮膚の深部にでき、硬いしこりになっており、押さえると痛みがあります。
表面にできる膿疱に比べると、治るのに時間がかかります。
膿疱や膿腫の段階で炎症が長期化してしまうとニキビ跡(ニキビ痕)を残してしまいます。
瘢痕
炎症が強い場合、治癒した後に形成される繊維化です。
ニキビをきれいに治さないと、色素沈着や皮膚陥没(凹凸)のような瘢痕が残ることがあります。
これがニキビ跡(ニキビ痕)です。
ニキビ跡(ニキビ痕)にはケロイド状のものや、皮膚の表層が萎縮しデコボコに陥没するアイスピッカーなどがあります。
このような症状になると修復しにくいので早めに治療して跡(痕)を残さないことが大事です。

このような跡(痕)ができた場合はイントラセル.エッジ(CO2フラクショナルレーザー)、サリチル酸マクロゴールピーリング、トレチノイン療法など症状に合わせた治療が可能です。