サノレックスとは
サノレックスの効果
サノレックス錠(マジンドール)は高度肥満症(BMIが35以上)の治療に用いられる食欲抑制剤であり、1992年に日本国内で承認されました。
人間の食欲は脳の視床下部という部分で調整されます。サノレックスは視床下部に作用して摂食中枢を抑制することで食欲を抑える効果があります。
また、身体の代謝を促進する効果もありダイエットに効果的です。
ダイエットによる食事の制限が辛い、食欲がコントロールできない、1回の食事量が多い、そんな方にお勧めです。
服用方法
- 1日1回1錠、昼食前に内服してください。
- 昼食前に飲めなかった場合には夕食前に内服しても良いですが、睡眠障害を起こすことがあるので、夕食後や就寝前は避けてください。
副作用
口の渇き、吐き気、便秘、めまい、不眠、頭痛、眠気、動悸などがおこる場合があります。
また、開始した当初は倦怠感、脱力感、悪心、胃部不快感などがあります。
副作用には個人差がありますが、ご不安な方は医師にご相談ください。
注意事項
以下の方は服用できません。
- 妊娠中、授乳中の方
- 緑内障、心臓病、すい臓病、腎臓病、肝臓病、重症高血圧症、脳血管に病気のある方
- 糖尿病、てんかんのある方、他に薬を飲んでいる方はまずは主治医にご相談ください。
- 眠気が出る事がありますので、車の運転や飲酒は控えてください。
- 本剤はアンフェタミン類と類似しており、依存性が生じる可能性がありますので、投与期間はできる限り短期間とされており、3ヶ月が限度になります。
FAQ
- サノレックスの服用方法は?
- 1日1回1錠、昼食前に内服してください。昼食前に飲めなかった場合には夕食前に内服しても良いですが、睡眠障害を起こすことがあるので、夕食後や就寝前は避けてください。
- サノレックスがクセになる事はありますか?
- サノレックスは化学構造上「アンフェタミン誘導体」に属します。
このアンフェタミンには身体依存の副作用がある為、サノレックスの服用でも身体依存がおこるリスクがあると言われています。
サノレックス服用時に問題なのは身体依存よりも精神依存です。
薬はもう効いていないのに《飲んでいないと不安》という気分になる事があります。
投与期間はできる限り短期間とされており、3ヶ月までが限度となります。
サノレックス使用の際には医師の指導をきちんと守って服用する様にして下さい。
- サノレックスを服用すると汗の量が増える気がします、、、?
- サノレックスにはノルエピネフリン様の作用があります。
この作用によってエネルギー代謝が亢進する為、汗の量が増えると感じることがあります。
代謝を上げることでダイエット効果があり、サノレックスを服用することで自然にエネルギー消費量が増えるということになります。
- サノレックスの服用を控えた方がいい場合はありますか?
- 緑内障、心臓病、すい臓病、腎臓病、肝臓病、重症高血圧症、脳血管に病気のある方、妊娠中、授乳中の方などは服用できません。
また、薬物やアルコールの乱用歴がある方や精神障害のある方にも処方しておりません。
その他、ご不安な点は医師にご相談下さい。
- サノレックスの服用期間はありますか?
- 基本的に3ヶ月でいったん中止になります。
その後は医師の診察のもと、再開するかどうかの判断になります。
料金表
ダイエット内服薬/補助薬 | 料金(税込み) | 適応 |
---|---|---|
サノレックス | ¥600(1錠) | 摂食中枢に直接作用し食欲を抑制 |