真皮の構造
そして、その真皮ですが実に皮膚のほとんどを占めています。

真皮は3層に分かれます。
- 真皮乳頭層
- 表皮突起間に食い込む部分で繊維成分は疎、毛細血管と知覚神経末端に富んでいます。 そのため「血管層」と呼ぶ先生もいらっしゃいます。
- 乳頭下層
- 表皮突起末端より下方で真皮上層の脈管・神経系に富む部分のことを言います。
- 網状層
-
真皮の大部分を占め、下方は皮下脂肪組織に接します。 繊維成分に富むため、皮膚の張りに重要な役割を果たします。 日焼けをしてUVAにてダメージを受けると、たちまちしわの原因になり、たるみや老け顔を作ってしまいます。
網状層でもいろんな繊維や細胞があるのですが、アンチエイジングに関係のあるもののみ列挙しておきます。
- 膠原繊維 (collagen fiber)真皮結合組織の90%を占める強靭で白い線維性タンパクです。 いわゆる真皮のコラーゲンです。
- 弾力繊維 (elastic fiber) 波状の黄色線維性タンパクで伸展性があり(2.5倍に伸びます)コラーゲンとともに走行します。
- 細網繊維 (reticulum fiber) レチクリンというタンパクでできています。 本態は不明ですので覚える必要はありませんが、知っているとカッコイイです(笑)
- 繊維芽細胞 (fibloblast) 繊維芽細胞はコラーゲン、エラスチン、ムコ多糖類を産生します。 ほかにも真皮にはマクロファージや肥満細胞、形質細胞といろいろあるのですが、難しいことは割愛します。