液体窒素凍結療法
「液体窒素凍結療法」とは、-196℃の超低温で病変部の細胞を凍結させることによってその組織を壊死させ、新しい組織に置き換える治療法です。
凍結と融解の繰り返しや、凍結する時間を変えることで、病変に与える組織障害の 大きさを調節して治療していきます。
こんな方におすすめ
液体窒素凍結療法は、尋常性疣贅(いぼ)やミルメシア、男性器尖圭コンジローマなどのウイルス性疣贅に対しおこないます。
他にも、脂漏性角化症(老人性疣贅)やアクロコルドン、伝染性軟属腫、有茎軟腫 小さな血管腫(血管拡張性肉芽腫)といった良性腫瘍の治療としておこなうこともあります。
高齢者では、日光角化症などの前癌病変に使用することがあります。 また、結節性痒疹(痒い皮疹)や円形脱毛症の治療に利用する場合もあります。
液体窒素での治療がどのような症状に適しているのか、患者様が判断するのは難しと思います。
背中や鼻に気になるできものがある。
足の裏やおしりにできものがあり、いぼなのかたこなのか分からない。
このようなお悩みをお持ちの方は、まず皮膚科である当院へご来院ください。
液体窒素で除去が可能か診察いたします。
治療の特徴
【所要時間】 5分
液体窒素凍結療法をおこなってから1週間くらい経過すると、少しずつ病変部が剥がれるなど効果が現れはじめます。
そのため、週1回程度を目安に通院されると治療効果が高まります。
料金表
液体窒素凍結治療 | 保険診療 | 初診は約1,500円前後 再診は約1,000円前後 |
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