メディカルダイエットというと内服、注射、施術、手術など様々なものがありますが、今回は手軽に行える脂肪溶解注射の説明をいたします。
一般的にダイエットというと、食事制限や運動などでされる方が多いと思いますが、ダイエットにつきものなのがリバウンドです。
脂肪溶解注射は、脂肪細胞の数自体を減らすため、リバウンドしにくいのが特徴です。
また、脂肪吸引手術のように目立つ内出血（紫斑）も出にくいためダウンタイムの少ない治療です。
脂肪溶解注射は、脂肪吸引手術のように一回でボリュームが減るというものではなく、繰り返すことで徐々にボリュームが減っていく施術となります。
２〜３週に一回の注射を３〜５回くらい繰り返すことをおすすめしています。通常３回目くらいから効果を実感される方が多いです。
そのため、即効性を期待する方よりも周囲に気づかれず、徐々に痩せていきたいという方におすすめです。
当院では、脂肪溶解注射の薬剤を２種類用意しております。
顔用のカベリンは、脂肪溶解作用のあるデオキシコール酸を0.5%という高濃度で含んでおり、注射後の腫れも少ないです。そのため、周囲に気づかれにくく、効率的なダイエット効果が期待できます。
体用のメソラインスリムは、強力な脂肪溶解作用のあるフォスファチジルコリンが主成分で、効果も強いですが、注射後の腫れや筋肉痛のような鈍痛も出現するため、お顔にはむいておらず、体のダイエットにおすすめとなります。
注射の必要量は、注射部位や脂肪のつき具合などによって変わりますので、一度カウンセリンでご相談ください。