ピアッシング後のアフターケア
当院では以下のような指導をしています。
ピアッシング直後
- スタッドの頭部が耳から浮き出した図Aのような状態(写真)から、Bのように指で押し込みます(写真)
- Cのように耳を締めつけないよう、ゆったりと余裕を持ったうえでスタッドを耳につけることが基本です。
ピアスホール完成までの毎日のケア
ホール完成まで、耳の薄い人で約4週間、厚い人で約6週間ほどかかります。
その間スタッドは外さずに次のケアを行うようにしてください。
入浴前に1日1回、ピアスの軸の部分に消毒用のジェルを塗り①②のように前後にスタッドを動かします。
洗顔後はスタッドを③のように前後に動かし消毒用ジェルを洗い流します。
最後に水分を綿棒で拭き取ってください。
- 洗顔時のシャンプーやリンスは問題ありませんが、シャワーで念入りに洗い流してください。
- サウナや長時間の日光浴はホールが完成してピアスが外せるようになるまで控えてください。
- パーマ液は刺激が強いためホールが安定するまで使用を控えていただくことをおすすめします。
ホールが完成し(4~6週間後)スタッドを外す際には頭部をしっかり支え、反対の手でキャッチを強く引きます。
簡単に外れて落ちてしまわないようにファーストピアスのキャッチは固く出来ています。
キャッチが固い場合は下の図を参考にバネの力を弱めてください。
スタッドを外しティッシュペーパーで耳を強めにつまみ、リンパ液や血液が付着していなければホールは順調だといえるでしょう。
この段階のホールはとてもデリケートで傷つきやすいため、再度装着するときはきれいに洗浄したスタッドの先端に消毒用ジェルをつけるようにしてください。
その他にも次のようなことに注意してください。
- 睡眠時は枕等で耳を圧迫しない。
- ピアスの着脱の際、キャッチを押し込みすぎて耳を締め付けない。
- タオルやブラシ、髪の毛等を引っ掛けないよう気をつける。
スタッドが透明樹脂でできているクリアワークスはまだピアスの取り扱いに慣れていない人におすすめです。
ピアッシング後2ヶ月以上経過していてもホールが安定しない場合はシリコンリングを使用した治療をおすすめします。
早めに当院までお越しください。